トイレットペーパーを流しすぎた時のトイレ詰まりの解消はどうしたらいい?

あなたは今、自分が無意識のうちに大量に巻き取ってトイレへと流してしまったトイレットペーパーによって、トイレ詰まりという大きな問題に直面していませんか?

ご安心ください。
あなたがはっきりと「トイレットペーパーを流しすぎて、トイレを詰まらせてしまった。」と確信できているなら、この記事を読み進めることで解消法を実践できます。
あくまでここで紹介する方法はトイレットペーパーを流しすぎた場合の解消法です。
トイレの詰まりは原因にあわせて、対策を変えないと事態を悪化させてしまいます。

なるべく手軽にできるトイレ詰まりの解消法から紹介していくので、道具や材料があるなら順番に試してみてくださいね。

解消法①放置して、トイレットペーパーが溶けるのを待つべし!

最初の解消法は、解消法と呼んでいいのか不安になるほど簡単です。
ただじっと待つだけです。トイレットペーパーは、本来水に溶けやすい(ほぐれやすい)ように作られています。
トイレのどこかで詰まっているということは、トイレットペーパーはずっと水につかったままだということですよね。

このままじっと待っているだけでも、ぎゅうぎゅうに詰まってしまったトイレットペーパーは少しずつ柔らかくほぐれていきます。
最終的にはあなたが何もしなくても勝手に溶けて、一時的に上がっていた水位も元通りになる可能性があります。

放置時間の目安は1~2時間!水位の変化で変わるその後対応にも注目

この方法でトイレの詰まりを放置する場合は、まずは1~2時間程度を目安にしましょう。
これくらいの時間放置するとトイレットペーパーはだいぶほぐれます。
1~2時間放置した場合に考えられる水位の変化は、次の3パターンです。

パターン①水位が完全に普段通りに戻っている

水位が元に戻っていれば、詰まっていたトイレットペーパーが完全に溶けた可能性が高いです。
ただし、トイレットペーパーの詰まりの隙間からゆっくりと水が流れて、水位が元に戻った可能性も否定できません。

このときはバケツからゆっくり便器に水を注いでみましょう。
注いでもすぐに水位が減るなら、詰まりは解消されています。
まだゆっくり水位が減るなら、少し高いところから便器のくぼみに向かって、水を注いでください。
これで、水の流れが生まれて詰まりが取れやすくなります。

パターン②水位が少し減っている

増えていた水位が少し減っている段階ということは、詰まりの隙間からゆっくりと水が流れている可能性があります。
水位が少し減っている場合も、少し高いところからバケツで水を注いでみてください。

本来、1~2時間程度おけばトイレットペーパーはほぐれ、水の流れが生まれれば詰まりはとれます。
何度かバケツで水を流しても水位が減るスピードが正常にならないなら、トイレットペーパー以外のなにかが詰まっている可能性も否定できません。
もう1時間ほど様子を見る、もしくは

解消法③ラバーカップで、トイレットペーパーを「引きもどす」べし!

解消法④番外編~3つの身近な道具がトイレ詰まり解消に役立つかも!

のいずれかの方法を試してみてください。
ただし、長時間方法を試し続けるのだけはやめてください。
詰まりの原因がトイレットペーパー以外の溶けない異物だった場合、取り出さなければいけない異物が奥へと進んで事態が悪化します。

パターン③水位がまったく変わらない

水位がまったく変わらないということは、完全に排水路のどこかが詰まっています。
一度高いところから便器のくぼみめがけて、バケツの水を注いでください。
水に1~2時間程度つかっていて、なおかつ水の流れが生まれてもまったく水位に変化がないということは、トイレットペーパー以外のなにかが詰まっている可能性が高いです。
解消法③、解消法④のいずれかを試してみてください。
ただし、これも長時間は試さないように注意しましょう。

解消法②お湯でトイレットペーパーを溶かすべし!

2つ目の方法では、水ではなくお湯でトイレットペーパーを溶かします。
なんとなく、水よりお湯のほうがトイレットペーパーが溶けやすいのはイメージできますよね。

お湯でトイレットペーパーを溶かす5ステップ

お湯でトイレットペーパーを溶かす方法を紹介しましょう。
ただし、実践するのは下の注意事項に目を通してからにしてくださいね。

1.バケツやしゃくしを使って、できるだけトイレの中の水を減らしておく。
2.やかんや鍋にたくさんのお湯を沸かす。
3.バケツなどにお湯と水を1:1の割合で入れる。これで50度程度のお湯が完成。
4.バケツをなるべく高い位置にセットして、便器のくぼみをめがけて水を落とす。
5.すべてお湯を入れたら、便座のふたをしめて30分~1時間ほど待つ

お湯を高いところから、便器のくぼみに流すことで水の流れが生まれます。
場合によっては、これだけでトイレットペーパーの詰まりが解決します。
細い滝をイメージして「ジョロジョロジョロ…」とゆっくりお湯を流しましょう。

「詰まりを解消する道具はないけど、少しでも早く詰まりを直したい!」とあなたが思うなら、解消法①ではなく解消法②のお湯を使った放置をおすすめします。
トイレットペーパーは水につかっているよりお湯につかっているほうが早く溶けます。
30分~1時間程度の時間短縮になりますよ。

時間を放置した後の水位の変化ごとのその後の対応は、解消法①と同じです。

※要注意点※熱湯は便器を割ります!

お湯を注ぐと説明しましたが、絶対にぐつぐつ沸騰させた熱湯は注がないでください。
陶器が膨張し、ヒビ割れといった被害が発生します。
これだけは絶対に守ってください。「注ぐお湯は50度程度のぬるま湯」です!!

解消法③ラバーカップで、トイレットペーパーを「引きもどす」べし!

3つ目の方法は、あなたも知っている「ラバーカップ」を使います。
トイレ詰まりのお助けアイテムといったらラバーカップですが、意外と正しい使い方を知らない人が多いのです。
ラバーカップは、トイレットペーパーの詰まりにはもってこいのアイテムなので、上手に活用してくださいね。

便器に合ったラバーカップを用意!

ラバーカップは、大きく分けて「和式便器用」「洋式便器用」の2種類があります。

この出っ張りがないものが和式用です。

この出っ張りがあるものが洋式用です。

和式用のもので洋式便器に対応できないわけではありませんが、ムダな努力をすることになりかねません。
おとなしく専用のラバーカップを用意したほうが良いでしょう。

ラバーカップの使い方6ステップ~押さずに引くべし~

実際にラバーカップを使うときの手順を説明しましょう。

1.ラバーカップを便器の排水溝部分(くぼみ)に「ゆっくり」はめこむ。
2.便器の中の水位が、ラバーカップを覆うくらいになるように調節する。少なかったらバケツで水を足して、多かったら杓しゃくしなどを使って減らす。
3.便器を覆えるくらいの透明なビニール袋の真ん中に穴を開けて、ラバーカップの柄の上の部分から被せる。
4.柄を両手で持ち、「ゆっくり」「静か」に押し込みカップをへこませる。
5.完全にカップがへこんだら、「グッ」と力を入れて引き抜く。
6.同じ動作を数回繰り返し、詰まりが解消できたらバケツで水を流して水位の減りを確認する。

ラバーカップは、詰まりを奥の排水管側に押し流すものではありません。
真空の力を利用して、便器側に引き戻すものです。
だから、くぼみに押し付けるときは「ゆっくり」「静か」に、引くときは「グッ」と力をいれる使い方が正解なんですね。

トイレットペーパーであれば排水管側に流れても問題はありませんが、詰まりの原因がトイレットペーパー以外の異物だと、奥に流れれば流れるほど事態は悪化し、業者を呼んでも大掛かりな対策が必要になります。

手順3のビニール袋をすることで、便器の水の跳ね返りを予防できます。面倒くさがらずに試してみてくださいね。

目安は2~3分!長期戦はNG

ラバーカップは正しく使えば、偉大なアイテムです。
詰まりの原因がラバーカップで対処できるものなら、正しく使えば2~3分程度で問題は解決します。
10分も20分も使っても詰まりが解消されないなら、もう手は止めましょう。

あまり長時間ラバーカップを使うと、詰まりが悪化する危険があります。
ラバーカップの効果がないとなると、業者も検討したほうが良くなってきます。

解消法④番外編~3つの身近な道具がトイレ詰まり解消に役立つかも!~

トイレの詰まりの原因が本当にトイレットペーパーなら、ラバーカップは絶大な効果を発揮します。
しかし、一人暮らしだとラバーカップを持ってないこともざらですよね。
最後に「ラバーカップが手元にないよ!」というあなたのために、トイレットペーパー詰まりの解消に役立つ3つのアイテムを紹介しましょう。

身近な道具①ペットボトルがラバーカップ代わりに!

どこにでもあるペットボトルがラバーカップ代わりになります。
まずは、便器の排水口にスポッとはまるペットボトルを用意します。

画像は2Lペットボトルですが、500mlでも成功することがあります。
大切なのは、あなたの便器の排水口にスポッとはまることです。
用意したペットボトルの下部を、画像のように切ります。

キャップを外した状態で、排水口にはめ込みます。
このとき、飲み口から空気が抜けてくるのが分かります。
奥まで差し込んだら、飲みくちを手で押さえて、グッと引き抜きます。
手で押さえることでペットボトルの中が真空空間(もどき)になり、ラバーカップに似た効果を得られます。

便器の水がはねる可能性もあります。
画像のように便器に大きめのビニール袋を張り真ん中に穴を開けて、そこからペットボトルと腕を通しても良いですね。
ゴム手袋をはめるのも忘れないようにしましょう。

身近な道具②ビニール袋もラバーカップ代わりに!?

ペットボトルより、もっと手軽にラバーカップ代わりになるのがビニール袋です。

ビニール袋を2~3枚重ねて、手を入れます。
拳をグーにした状態で便器の排水口の奥まで入れ、ラバーカップと同じようにグッと手を引き抜きます。
拳にタオルや雑巾を巻くと排水口との密着度があがって、より効果が期待できます。

身近な道具③針金ハンガーで詰まりを刺激!

家にある針金ハンガーを、ほぐしてまっすぐに伸ばします。

先端部分を画像のように輪っかにすれば、簡易ワイヤーブラシの完成です。
先端部分を丸めることで、便器の内部を余計に傷つけずに済みます。
簡易ワイヤーブラシを排水口から差し込んでいくと、詰まりがある場所が浅い部分であればなにかしらの感触があります。
感触があったら、詰まっているトイレットペーパーを分解するイメージで上下左右に小刻みにワイヤーを動かします。

トイレの断面を理解するのが、より高い効果を発揮する近道

ハンガーワイヤーブラシを使うと、直接詰まっているトイレットペーパーに触れられます。
その分、詰まりを解消できる可能性がグッと高くなるのです。
しかし、排水口の向こう側は目に見えないので、ハンガーワイヤーブラシを闇雲に動かしがちです。

こちらのサイトのトイレの断面図を参考にして、普段は見えない排水口の奥の形をイメージしましょう。

参考 LIXIL トイレ INAX 洗浄方式について
http://iinavi.inax.lixil.co.jp/dw_search/senjou/about_senjou.html

どうですか?
なんとなくどうやってワイヤーを動かせば良いのか、コツがつかめそうですよね。
ただし、あまり激しく動かしたり強引に奥に進もうとすると、思いもよらない故障につながるので気をつけましょう。

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最後に

今回紹介した方法は、あくまで「詰まりの原因がトイレットペーパーだ!」と確信できている場合におすすめする方法です。
特にラバーカップは、トイレットペーパーに対しては絶大な効果を発揮します。
その一方で「詰まりを押し込むように使ってしまう。」「詰まりの原因がトイレットペーパー以外の異物だった。」というダブルコンボになってしまうと、水に溶けない異物が排水管の奥へ奥へと進み、事態は悪化するばかりです。

もし、今回紹介した方法を試しても詰まりが解消されないとなると、あなたの記憶から抜け落ちている危険な異物が詰まっている可能性があります。
一度、冷静になって業者の利用を検討したほうが良いでしょう。

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